小布施に来たら食べたいと思っていたもうひとつのモンブランは、桜井甘精堂のもの。以前、三越本店の催事で購入した時にマロンペーストの美味しさに驚き、小布施に行ったら食べようと思っていました。
小布施の町には桜井甘精堂のお店が複数あります。栗菓子の販売をしている「本店」のほか、お料理と甘味が楽しめる「泉石亭」「北斎亭」、スイーツを楽しめる「栗の木テラス」、テイクアウトのソフトクリームなどを販売する「カフェ茶蔵」と目的に合わせてお店を選びます。
「モンブラン」がいただけるのは「栗の木テラス」、「モンブラン」のほか、様々な洋菓子が販売されています。
カフェが併設されたケーキショップです。
店内はヨーロピアンの落ち着いた内装、小布施の人出は少なく、お店にも並ばずに入店できました。
店頭のケーキショップには、様々な洋菓子が並んでおり、お持ち帰りのほか、店内のカフェで楽しむことができます。
華やかなケーキに思わず目を奪われてしまいます。今日の目的は「モンブラン」ですが、他のケーキにも惹かれます。
栗を使ったスイーツは、マロンシュークリーム、栗のロールケーキなどいろいろ。
本日の目的、「モンブラン」もあります。
季節のブルーベリーを使ったスイーツもきれい、大粒のブルーベリーが光っています。
洋菓子以外にも、種類はわずかですが、栗ペーストなどの栗菓子も扱っています。
カフェスペースに案内され、メニューの中からケーキと紅茶をオーダーしました。
■ モンブラン(450円)
食べたかった「モンブラン」です。透き通るような色合いのマロンペーストの上にはパウダーシュガーがかかっていて、とてもきれい。
マロンペーストの部分からいただいてみると、素朴な栗の味ほくほく感もあって美味しい、食べたかった「モンブラン」のお味です。
夫は、モンブラン以外にブルーベリーのタルトにも惹かれ、ケーキ2個をオーダー。タルトは夫婦で分けていただくつもり。
「モンブラン」の断面図です。タルト台の上にスポンジ、生クリーム、そしてマロンペーストが厚く乗っています。
多めのマロンペーストに甘みを控えめにした生クリームの組み合わせで栗がさらに美味しく感じられる「モンブラン」、小さめですが栗が美味しいので、栗を食べたという満足感があります。
■ ブルーベリータルト(550円)
タルト台の上には、ブルーベリーが3段、たっぷり入っています。
季節のブルーベリーは大粒、甘みのなかに爽やかな酸味が残るもの、甘めのタルト台と良いバランスです。タルト台は、ごく普通の少し柔らかいタイプ、香ばしいタルト台とブルーベリーの酸味が効いていて美味しいタルトでした。
■ 紅茶(キャンディ)(500円)
ケーキに合わせたのは、茶葉の選べる「紅茶」。スリランカのキャンディやティンブラなどが揃っていて、紅茶好きにはうれしい限り。ほかのお店ではあまり置いていない「キャンディ」にしました。
ローグロウンティの代表的な銘柄、渋みが少ないので、ストレートやアイスティでも美味しくいただけるもの、ケーキの甘味が強すぎたときにストレートでも楽しめるよう選びました。
ポットにはポットカバーを変えてもらえるなど、美味しい紅茶を飲んでほしいと気遣いが感じられました。
紅茶はくせがなく、ストレートでも美味しいと思えるもの、カフェスペースでいただいてよかったと思いました。
ケーキを食べ終えてお皿を見ると、栗のデザイン画があります。本当に栗尽くしのお店でした。
帰りかけに店内に貼られたポスターが目に入りました。
「ケーキというよりも栗そのものです。」というコピーとともにモンブランが描かれています。食べ終えてからこのポスターを見て、「まさにその通り!」と納得。美味しい「モンブラン」と紅茶をいただくことができ、幸せなひと時になりました。
東京では催事以外でいただくことができない貴重な「モンブラン」。栗にこだわった美味しい「モンブラン」をいただいてしまうと、他のモンブランの魅力が薄れてしまう・・・満足度の高いモンブランでした。
小布施にいらしたときには、「桜井甘精堂と小布施堂のモンブランを!」お薦めです。
東京でいただいた桜井甘精堂のモンブランは、旧ブログ「プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方」で紹介しています
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