2022年は久しぶりに行動制限のないゴールデンウィーク、全国各地の観光地は多くの人で賑わっていると報道されていましたが、わが家は、遠出はせず都内に滞在。終盤となる週末は、ホテルニューオータニで開催された「SWEETS COLLECTION~PIERRE HERMÉ PARIS&SATSUKI」に行ってきました。
「SWEETS COLLECTION~PIERRE HERMÉ PARIS&SATSUKI」はGWとお正月の年2回開催される特別なスイーツビュッフェ。SATSUKIのスーパースイーツやピエールエルメのスペシャリティのほか、Jシリアル麺やサンドイッチなどの軽食もあるとても豪華な内容。料金は、10,000円超と通年ガーデンラウンジで開催されているスイーツビュッフェに比べて高いのですが、お値段に見合う充実度、「憧れのスーパースイーツやピエール・エルメを好きなだけ食べるられる夢のような企画」これまでも何度か出かけ、SATSUKIのスイーツ中心に楽しませてもらっています。
春先に我が家に届いたニューオータニの会員誌にゴールデンウイーク開催の情報があり、早速、3月の予約開始日に予約を入れ、この日が来るのを楽しみにしていました。
ホテルニューオータニ東京の宴会場「鳳凰の間」で開催。ホテル1階の宴会フロアから入ると、開催会場まで案内看板が出ていました。
コロナ禍でのビュッフェで感染の不安がある方もおられると思いますが、そこはホテルニューオータニ、感染防止対策がとられており、安心して利用できるよう配慮されていました。
体調などを記載する「健康チェックシート」の記入が求められていたほか、密を避けるため受付と入場待ちの場所として、「翠凰の間」が用意されていました。
「翠凰の間」は中規模は宴会場、入場案内のためだけに用意されているのには驚きました。
この他、例年、ビュッフェ開始前にあった「スイーツ撮影会」はなく、代わりにウェブサイトにてイベント当日の写真が掲載される形ととしているなど、ホテル側も様々な対応を考えておられました。
ビュッフェ会場は例年通り「鳳凰の間」、ホテルニューオータニ自慢の日本庭園が眺められる宴会場、結婚式披露宴でも人気の場所です。
受付を済ませた後、開始5分前にゆっくりと会場へ案内されました。
会場に入ると、すでに庭園側の「プレミアムシート」のお客さんがビュッフェを堪能中。
座席図を見ると、4列46テーブルの配置、庭園側の2列がプレミアムシートの扱いでした。以前は、プレミアムシートは1列だけ、プレミアムシートを利用したいお客さんが多いのだと思います。
座席表を見て気が付いたのですが、以前はテーブル配置表にプレミアムシートと一般シート区別が記載されていましたが、今回は表記なく、会場でも、テーブルクロスの色に違いはなく、さりげない対応がされているとわかりました。
過去、プレミアムシートを利用した時に、区別されているのがあまり心地よくないなと思ったので、お客さんの声に合わせて変化させているようです。
我が家がアサインされた席は4列目。庭園側からは遠いですが、ビュッフェ台には近い場所。ビュッフェ台が近いとはいっても、テーブル間隔が広くゆとりがある配置でしたので、騒々しさはなく、落ち着いて楽しめました。
座席に座って庭園を眺めるとこのような景色、遠いといっても、庭園の新緑の緑がまぶしく、清々しさを感じることはできました。
そして、スイーツメニューは配布なく、ウエブサイトへのアドレスが記載されたQRコードが渡されました。個々人がサイトへアクセスして照会する運営、メニューは紙である必要はなくスマートフォンで確認するだけで充分と思いました。
ビュッフェ台には、HERMÉ PARISとSATSUKIのスイーツがずらっと並びます。ビュッフェ台からの取り分けはスタッフが行う運営、これだけ人数のパティシエが並ぶ姿は壮観です。
最初に飲み物をもらってきて、一息ついてから、スイーツビュッフェに参戦です。
コロナ感染症拡大防止の一環でビュッフェ台の写真が撮影できなかったので、以下、テーブルの上の写真です。
■ 新エクストラスーパーメロンショートケーキ
■ エクストラスーパーイスパハンショートケーキ
■ 新エクストラスーパーあまおうショートケーキ
■ スーパーチョコレートショートケーキ
■ モンブラン
夫は最初にスーパースイーツシリーズを中心に選んできました。メロンもあまおうも「新エクストラ」のもの。ふんわりと軽いスポンジに口当たりの軽い生クリーム、さすがの美味しさです。
■ 新エクストラスーパーメロンショートケーキ
■ 新エクストラスーパーあまおうショートケーキ
■ スーパーオペラレジェール
■ 新 edo 抹茶ショートケーキ
妻もスーパースイーツ中心にいただきました。
パティシエさんが取り分けてくださるのですが、スイーツを直立させてるのが難しかったり、スイーツ上の飾りが落ちてしまったりと、なかなか美味しそうな絵にならないのが残念。
抹茶ショートは後から抹茶の苦みが効いてくるもの、小豆と抹茶の組み合わせは心地よいお味、オペラは、ミルクチョコレートとコーヒーと層によって味わいが異なるもの、濃厚で食べ応えがあります。
■ 新エクストラスーパーメロンショートケーキ
■ 新エクストラスーパーあまおうショートケーキ
■ スーパーチョコレートミルフィーユ
■ 新あまおうロール
■ 新江戸バニラカスタードシュークリーム
美味しかったメロンとあまおうをリピートしたほか、ミルフィーユ、シュークリーム、ロールケーキと異なる種類のものをいただいてきました。
ミルフィーユのパイ生地もシュークリームもサクサクの食感に濃厚なカスタードクリーム、あまおうロールにはあまおうだけなく、さっぱりとした味わいのライチが入ったすっきりしたお味で夫は大喜び。
■ 新 edo くず餅ゼリー
SATSUKIのグラススイーツが各種用されていましたが、たくさんの種類はいただけないので、厳選してくず餅を。スーパーモンブランに入っていたりと、SATSUKIのスイーツでよく使われているもの、黒みつと香ばしいきな粉も美味しく、もっといただきたいと思ってしまいました。
■フレジエ
■ アンフィニマン ピスターシュ
■ アンフィニマン プラリネ アマンド
■ アンフィニマン プラリネ ノワゼット
ピエールエルメからも少しだけ。ケーキはフレジェ、マカロンはピスタチオ、ボンボンショコラは食感が楽しめる2種類をチョイス。濃厚で甘みが強めなので、あまりたくさんはいただけませんが、ケーキ類はSATSUKIよりもポーションが小さめ少しだけお味見ができました。
ピスタチオの香りもチョコラの食感もよく、これをいただくと「禅」に宿泊したくなります。
さて、ここまでスイーツが続くと、軽食が欲しくなるもの。軽食メニューも魅力的なものばかりですが、美味しいものに厳選していただきました。
■ ローストビーフサンドウィッチ
■ 鶏南蛮サンドウィッチ
サンドイッチはローストビーフと鶏南蛮の2種類。ガーデンラウンジのサンドイッチビュッフェでお馴染みのメニューです。具材が多めで食べ応えがあるもの。
妻がいただいた鶏南蛮は、パンよりも具材の方がずっとボリュームがありました。
■ 新東京ドッグ
肉好きの夫は、ホットドックも。一般的なホットドックとは異なり、ソーセージがパンの中に入って焼き上げられたもの。上にはチリコンカンがのってスパイシーなお味。
■ Jシリアル麺のスープそばピリ辛豆乳仕立て
特に人気が高かった軽食は豆乳スープの麺料理。マイルドな豆乳味のスープがスイーツとの対比で特に美味しいと感じます。
■ カレーそば
蕎麦好きの方には邪道といわれるかもしれませんが、妻はカレーそばのファン。スーパースイーツのビュッフェとはいえ、甘いものだけをいただくのは難しいので、カレーとの組み合わせでちょっと刺激を。
最後はアイスクリームとシャーベットで締めくくりです。
■ ブルーベリーシャーベット
■ メロンシャーベット
■ 愛媛県産 せとかシャーベット
フルーツ好きの夫はフルーツのシャーベットを3種類。いずれもフルーツジュースそのもの、特にメロンの味わいが強く、美味しいと思いました。
■ 八丈島ジャージーアイスクリーム
■ ラムレーズンアイスクリーム
妻はジャージー牛乳のアイスクリームとラムレーズン。どちらもジェラートのような軽い味わい、牛乳の美味しさを直接満喫できるお味で納得。スイーツの後にはさっぱり系が美味しく感じられます。
最後はミルクティをいただきました。1時間半と短めですが、スイーツは品切れになることはなく振んだんに用意されていたほか、ビュッフェ台が混雑することなくゆったりとケーキが選べましたので時間内でいただいてみたいと思ったスイーツはすべて楽しみ、さらに、最後にはお茶でゆっくりくつろぐことができました。
写真を見ながらいただいたものを振り返ってみると、さほど種類は楽しめなかったかと思います。お値段を考えると、しっかり味わうなら、SATSUKIでケーキを1-2個購入して楽しむ方が良いかなと思いましたが、これだけの種類のスイーツを一度に食べ比べできるのは貴重な機会で価値があったのではないかと思いました。
これまで数多くのスイーツビュッフェへ出かけていますが、ここまでのクオリティと種類のものはなかなかなく、我が家ではこの催しが「最高峰」だと思っています。GWとお正月、海外旅行が難しい状況が続いていますので、年1回は利用したいと思っています。それにしても、美味しかった・・・
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