真夏のような暑さの日、上野に用事があって出かけた帰り、淡路町の「東京豆花工房」で涼しいデザートをいただいて帰りました。
豆花とは台湾の伝統的なスイーツ、豆乳をにがりで柔らかく固めたものをシロップをかけて食べるもの、夏は冷たくして、冬は温かくして1年中食べられているスイーツです。
上野から帰る途中、余りの暑さでばて気味、家に帰る前に休憩方々立ち寄ったもの。この看板を見たら食べたくなります。
メニューはシンプルで2種類。トッピングなしのプレーンなもの(500円)と、トッピング入りもの(700円)の2種類です。
お店に入った時には、イートインテーブル2つは豆花を楽しんでいるお客さんが座って満席、そのほか、テーブルの空きを待っているお客さんがひとり、その位であればあまり待たないだろうと、テーブルが空くのを待つことにしました。
店内には台湾らしいものが数々飾られています。福の字の切り絵は細かい細工が施されてきれい、余りの細かさに「どうやって作っているのだろう」と思わず見入ってしまったもの。
古き良き時代の炊飯器もインテリアのひとつ、とても落ち着ける雰囲気です。
10分ほど待つと席が空き、着席。席に座ると同時に「豆花」が運ばれてきました。
■ トッピング豆花(700円)
トッピングがあったほうが楽しいので、トッピング入りを選びました。
トッピングは常時7種類以上が用意されており、好みの物を選んで乗せてもらいます。悩んでしまった場合は、「全部乗せ」も選べるので、安心。一通りの味見ができます。
豆花は、温かくしても冷たくしても美味しくいただけるもの、夏の間は、冷たいものに加えて、かき氷入りも選べます。
じりじりと焼けてしまいそうなくらい強い陽射しの日、スタッフから、「氷もありますよと」の一言に即決で氷にしたもの。シロップの上に氷が浮かんでいる状態で美味しそう。
シロップの下から救い上げてみると、トッピングが見えてきました。タロイモ、金時豆、紫米、タピオカ、ピーナッツ、あずき、はと麦など、様々なものが入っていて、いろいろな食感が楽しめるのがうれしいもの。豆乳の味が濃いおぼろ豆腐が甘いシロップと一緒にいただくと美味しく、氷の冷たさもちょうどよいもの。
氷入りの豆花は、かき氷のように体が冷えすぎることもなく、適度に涼しくなるスイーツ、この時期にぴったり。最後まで美味しくいただきました。
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