毎年秋になるといろいろなお店から栗を使ったお菓子が販売されます。和菓子の虎屋でもこの時期、2か月間限定で「栗蒸し羊羹」が販売されています。
妻の友人からお裾分けでいただいたもの。
今年取れた新栗を使った「栗蒸し羊羹」です。
蒸し羊羹は、餡に小麦粉と葛を加えて蒸して作る羊羹、寒天を使って煮つめて作る煉り羊羹とは異なる味わいのもの、この時期、蒸し栗を入れた蒸し羊羹を多くの和菓子店で見かけます。
練り羊羹に比べると賞味期限は短め、美味しいうちにいただくことにしました。
箱を開けるとビニールパックされた羊羹が出てきました。表面にはお馴染みの虎の図柄が入っています。
休日の午後のお茶菓子でいただきました。
大粒の栗がたくさん入った栗蒸し羊羹、どこを切っても大きな栗がたくさん見えます。餡の甘味は控えめ、もっちりした食感の羊羹は美味しく、甘すぎないゆえに、いくらでもたべられてしまいそう。少しずつにしておくのが難しくなるほど。
この時期、虎屋茶寮では「栗あんみつ」など栗を使ったお菓子をいただけます。今年からは「栗氷」があると聞きましたが、10月に入ると涼しい日も増え、栗の気持ちにならず行けずじまい。来年の栗シーズンにも「栗氷」があるかどうはわかりませんが、一度はと思っています。
虎屋の「栗蒸し羊羹」はなかなか敷居が高く、自分で買うことはほどんどないお品、とっておきの秋の味覚を選んでくれた友人に感謝です。
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