【ユナイテッド航空UA】プレサービス中?エコノミークラスの予約で「プレミアムプラス」のシートに~思いのほか快適なシートでした

機内食・サービス

2020年最初の海外旅行、渡航先はフィラデルフィア。復路のシカゴ~成田線で初めて「プレミアムプラス」利用しました。

シカゴ線は「プラミアムプラス」のサービス提供路線ではありませんが、搭乗したフライトは機材繰りの都合で「プレミアムプラス」のある機材があてがわれたため、予約はエコノミークラスのままで「プレミアムプラス」の利用ができました。

ユナイテッド航空では、「プレミアムプラス」のサービス導入後、保有機材の改修をすすめていますが、まだ改修の途上にあります。

ユナイテッド航空のホームページには改修状況が紹介されています。2020年1月時点では、777-200は69%が改修中。

すべての機材が改修されるまでの間、「プレミアムプラス」の設定がされる路線(=「プレミアムプラス」での運行が確約されている路線)は一部で、利用したシカゴ線にはまだ設定がされていませんが、「プレミアムプラス」の機材になることもあるということでした。

今回は、チェックイン時の座席指定画面で「プレミアムプラス」席がある機材で運行されることに気が付き、「プレミアムプラス」列の座席を指定、変更できてラッキーでした。

初めての利用でしたので、シートやシート周りの様子など利用した感想を紹介します。

「プレミアムプラス」の座席指定が分かった時の様子は別のブログ記事で紹介しています。

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シート

「プレミアムプラス」のサービス導入時にユナイテッド航空のホームページで紹介された写真通りの座席、まさにイメージ通りでした。

見た目ではわかりませんでしたが、座ってみるとエコノミークラスの座席よりも横幅が広く、ゆったりと座れる座席です。

各座席には、枕と毛布のセットがすでに置かれていました。プレミアムプラスの本来のサービスでしたらサクスフィフスアベニューの寝具が用意されるのですが、今回はあくまでもエコノミークラスとして利用しているので、座席以外はエコノミークラスのサービスでした。

革張りのシートは硬めですが座りやすいもの、作られて間もないからか、座席周りは新品、とても気持ちの良い状態です。

この色合い、落ち着いていていいですね。

ビジネスクラスの座席がすぐ前に見えますが、新型ポラリスビジネスは囲まれ感があるため、ビジネスクラスの乗客の気配は感じられません。

座席のリクライニングがこの3つのボタンで調整します。左から、レッグレストの長さ調整、レッグレストの高さ調整、リクライニング調整のボタンです。「プレミアムプラス」の最前列でしたので3つボタンがありましたが、2列目以降は、一番左のフットレストの長さ調整はありません。

実際にリクライニングしてみると、エコノミークラスの2倍深いのリクライニング、わずか15cmとはいえ、体感してみると角度が深いと感じました。フルフラットにはなりませんが、体を休めやすいと思います。

スクリーンのコントローラーは椅子のアーム部分に埋め込まれています。

椅子のアームレストのふたを開けると、小物入れがあり、奥側には電源とイヤフォンジャックがありました。電源はACコンセントとUSB、USBはスマートフォンやノイズキャンセリングヘッドフォンの充電に便利な位置でした。

反対側のアームレストのふたを開けると、テーブルが収納されていました。

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ディスプレイ

最前列のディスプレイはアームレストの先に収納されています。

見たい時だけ取り出す形式、結構硬めでしたので、持ち上げるのが重いと感じました。

なお、2列目以降は、前の座席に埋め込まれたディスプレイを利用する方式、2列目以降の方が若干画面サイズが大きいものでした。

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テーブル

テーブルは折り畳み式。取り出して広げると、しっかり固定されていてぐらつかず使いやすいもの。そして便利だったのは、タブレットフォルダーがついていたこと。もち上げておいて・・・

タブレットやスマートフォンを立てて使うことができるものです。タブレットホルダーは、テーブルを折りたたんだ状態でも広げた状態でも利用できるようになっており、自前のタブレットでエンターテイメントを楽しむ時には便利、画期的な構造だと思いました。

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感想

座席の画面には、「プレミアムプラス」の紹介とお薦めする旨のメッセージが表示されるなど、サービスの浸透に向けて情宣活動中の様子。今回の利用は、あくまでもプレサービスの位置づけで、座席のみ体験してもらうというもの、機内食は普通のエコノミークラスと同じもの、そしてアメニティや寝具の用意はありませんでした。

サービスが開始された後、利用するまでの間は「「プレミアムプラス」と言っても、しょせんエコノミークラスでしょう」とあまりこのサービスに価値を見出していなかったのですが、実際に座ってフライトを過ごしてみるとエコノミークラスの座席よりもずっと快適。特にレッグレストがあって、フライトの最中、足を持ち上げておくことができる点は非常に楽であることがわかりました。ゆったりとくつろいで座れる上、足がむくむこともありませんでした。

快適な座席であることは体験してよくわかったのですが、問題なのは価格設定。日本-北米線の「プレミアムプラス」は30万円近い価格設定。そこまでの金額を支払うのであれば、ディスカウントのビジネスクラスを利用する方が満足度が高いような気がしてしまう微妙な価格。

キャンペーン価格などでプロモーションしている時は利用してもよいかなと思いましたが、30万円近い料金でしたら恐らく利用しないと思う微妙なサービス内容。当面様子見しようかと思っています。

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