ユナイテッド航空の国際線はファーストクラスサービスを廃止し、ビジネスクラスとエコノミークラスの中間サービスとして「プレミアムプラス」(他社では「プレミアムエコノミー」なとど称されています)を導入、新しいサービスクラスに合わせて機材の更新が順次進められています。
現状、機材更新の途上にあるため、予約時点でどの機材に当たるか流動的な様子、当日アサインされた機材によっては、ファーストクラスや「プレミアムプラス」に座れる可能性があります。
先日のブログで、「座席指定画面で知った埋まっている席の理由」で紹介した通り、機材変更に合わせて、座席数が少ない機材でも存在する席だけ指定できるよう特殊な対応がされていますが、予約中のフライトで直前の機材変更があり、ファーストクラス席がビジネスクラスへ、「プレミアムプラス」席がエコノミークラスに開放されていました。
ビジネスクラスの予約でファーストクラス席
ユナイテッド航空は2018年6月に国際線のファーストクラスサービスを廃止しています。当面はファーストクラス席がある機材での運行もされるため、当日ファーストクラスのある機材となった場合、アップグレードを受け付ける運用と発表されていました。
今回予約しているフライトでは、ファーストクラス席とビジネスクラス席を合わせた全数がビジネスクラス席として開放されていました。
座席指定画面を見ると、座席構成から、ファーストクラスがある機材であることが分かります。ファーストクラス8席と、ビジネスクラス40席、合計48席の機材です。
一方、予約状況画面では、ビジネスクラス座席数が48席と表示され、実際にアップグレードという形ではなく、通常の座席指定で開放されていました。
エコノミークラスの予約で「プレミアムプラス」席
現状、「プレミアムプラス」が設定されている路線はまだ限定的ですが、機材繰りの関係で「プレミアムプラス」の設定がない路線に「プレミアムプラス」の機材が使われるケースも出てきています。
座席指定画面を見ると、20列から22列はエコノミークラスの扱いに見えます。エコノミークラスの列番号を見ると22列の次が30列と不規則な番号体系。不審に思って、SeatGuruで機材を確認してみました。
座席の列番号と座席数を頼りに確認してみると、アサインされている機材は「 777-200レイアウト5」が該当する様子。予約画面の座席配置とも同一であることがわかりました。SeatGuruによれば、20-22列は「プレミアムプラス」になっています。2-4-2の配置から考えても恐らく間違いありません。
エコノミークラスの予約でしたが、試しに20列を指定してみると、座席指定が変わりました。会員資格のレベルによって予約できる席の範囲が異なりますので、すべての乗客が利用できるとは限りませんが、変更可能でした。
当日搭乗するまでの間に機材が変わるかもしれませんが、搭乗するのを楽しみにしています。搭乗した結果は、追ってブログで紹介します。
(後日追記)座席指定画面の通り、プレミアムプラスの席に座れました。
「プレミアムプラス」の席は初めての利用でした。シートの機能などは、追って別記事で紹介します。
搭乗前に機材の座席構成を確認したい時は、ユナイテッド航空のサイトの他、SeatGuruで確認しています。SeatGuruでは、お薦めの席、避けるべき席などが丁寧説明されているほか、搭乗したユーザーの写真など投稿されているので、事前の確認には欠かせないサイトです。
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