前回のブログ記事でユナイテッド航空のファーストクラス廃止に伴う機材改修途上にあるため、機材変更が行われると、思いがけず良い席に座れる可能性があることを紹介しましたが、逆に、想定外の座席にあるケースもあります。
今回のフィラデルフィア旅行で機材変更になり、バルクヘッドのつもりが中間のシートになってしまいましたので状況を紹介します。
「機材変更でファーストクラス、プレミアムプラスシートに座れるチャンス」は以前のブログ記事をご覧ください。
予約時の座席指定
利用したのは、成田→シカゴ線882便、使用する機材は777-200が予定されている路線です。
11月に航空券の手配を行い、座席指定は当初は、40列のバルクヘッドにしておきました。20列も空いていましたが、機材変更の予定があり、F列がブロックされていると聞いたので、40列にしたものです。
ブロックされていた事情は、「埋まっている座席の理由」として、以前のブログで詳細を紹介しています。
搭乗までの座席指定変更
機材変更の可能性があると聞いていましたので搭乗までの間に何度かホームページで確認し、途中でエコノミークラス最前列20列のバルクヘッド席が隣同士で予約できるようになった時に座席指定を変更しておきました。
当初指定したかった席が隣同士で確保でき安心していました。
チェックイン時の座席指定
出発前日のチェックイン時に座席番号を確認、予約した20列になっていたので、そのままチェッククインしようとしたのですが、「ほかにも良い席があるかな」と座席表を紹介してみると、エコノミークラスの最前列であったはずが、なぜか2列目になっていることに気が付きました。
よくよく確認してみると機材変更があった様子、エコノミークラスが20列ではなく、19列からとなり、予約していた20列は2列目になってしまいました。
今回は好みの席が確保できていたので、チェックイン開始時間にチェックイン手続きしなかったこともあり、19列はすでに押さえられており、やむなく20列で手続きしました。
今後にむけた反省
シカゴ線は777-200で運行されていますが、この機材は改修の真っただ中。現状、複数のバージョンがあり、日々異なる機材があてがわれますので注意が必要です。
SeatGuruのサイトによれば、777-200のレイアウトは現状5種類。エコノミークラスの始まる列番号に違いがあります。
バージョン1
最も台数が多いレイアウト、この機材に当たると、エコノミークラスは19列から始まります。そして非常口は33列になっています。
バージョン5
バージョン5では、プレミアムプラスの設定があり、20列から始まります。そして、非常口が40列になっています。
機材変更があった場合、予約した席の番号は変更後の機材にも存在する場合はそのまま移行されるため、20列を指定しておいても、最前列となったり2列目になったりと変わってしまいます。非常口の場合も同様です。
全機材の改修が完了するまでは、アサインされる機材が決まる搭乗数日前から気を付けたほうがよいとよくわかりました。特に、チェックイン時には事前予約では押さえられなかった席が開放されることもありますので、重要なタイミングになります。
シカゴ線はよく利用する路線のひとつなので、次回以降は同じ過ちをしないようにと思っています。
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