シドニー中心部にあるスーパーマーケットはとっても便利~早朝から夜中までの営業、お土産物選びにも

旅先散歩

わが家が海外旅行先で必ず出かける場所のひとつは、スーパーマーケット。滞在中の飲み物や軽食を購入したりするほか、お土産物の調達にも活躍する場所、シドニー中心部にもスーパーマーケットが複数ありますので、紹介します。

シドニーにあるスーパーマーケットチェーンと言えば、Woolworths(ウールワース)、Coles(コールズ)が大手2社、この他、IGA(アイエージー)、ALDI(アルディ)などがあり、CBD周辺のビジネス街にも出店しています。

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Woolworths(ウールワース)

緑がコーポレートカラーのウールワース、シドニー市内には多数のお店がありますので、一度は目にしている方も多いと思います。

中心部だけでも、これだけの店舗があります。

今回滞在していた「シドニーブールバードホテル」の最寄りスーパーマーケットは、隣のブロックにあった「Metro」。「Metro」は「Woolworths」のコンビニエンスストアブランドですが、ホテルの隣のブロックあった「Metro」は、コンビニエンスストアよりも大きな店舗、品揃えは、一般的なスーパーマーケットのようでした。

CBDあたりにある「Metro」は日本のコンビニエンスストアのような品揃え、飲み物、スナック、テイクアウトできる軽食・お弁当が中心の小さな店舗です。

「Woolworths」で最も有名なお店は、タウンホール前にある店舗、観光にいらした方は一度は中に足を踏み入れたことがあると思います。

タウンホール店は、朝6時~夜中0時までの営業。夜遅くまで営業しているので、日中は観光を楽しみ、夕食後立ち寄ってお土産の購入といった使い方ができます。また、早朝営業では、帰国日のフライトの前にといった使い方もできます。

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Coles(コールズ)

赤がコーポレートカラーのスーパーマーケットは、Coles(コールズ)です。店舗の入口には真っ赤なロゴが付いていますので、とても目立ちます。

ウインヤード駅に直結している店舗は、観光客にもお馴染み。ウインヤード駅を降りて地上に上がる途中にありますので、CBD周辺のコンドミニアムに滞在していても、生鮮食料品をはじめとする食材を入手できる便利な存在です。

入口の看板はこのような感じで目立つもの。こちらの店舗では、リカーショップも併設されていましたので、アルコールの購入も可能でした。

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IGA(アイジーエー)

最初に見かけた時に思わず「伊賀?」と思ってしまったスーパーマーケット。「IGA」はIndependent Grocers Australia の略で各地のオーナーがIGAに加盟して開業する形で運営されているスーパーマーケット。そのため、オーナーの方針により店舗での取り扱い商品の種類に違いがあり、品揃えに個性があります。

ウールワースやコールズに比べるとシドニー中心部の店舗は少な目、店舗数はオーストラリア国内で1,400店舗と、ウールワースやコールズに負けない店舗数ですので、郊外型なのかもしれません。

ROMEO’S店はスナック類やデリの種類が豊富、周囲のワーカー向けの品揃えでした。

この他、パディーズマーケットの中にも「IGA」があり、日本や中国、韓国の食材を多く扱っていて、アジア系スーパーマーケットのようでした。

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ALDI(アルディ)

最近店舗数を伸ばしているのが、ドイツ系のスーパーマーケット「ALDI(アルディ)」です。「品質の良いものを安く提供」をモットーに、したお財布に優しいお店、展示は段ボール箱のままなど、低コストオペレーションを実践しています。

「ALDI」は、シドニー市内中心部には1軒だけ。写真を撮影するのを失念していたので、写真がありませんが、店内は段ボール箱の1面を切り取った状態のものを積み上げて陳列する、コストコのような陳列方法を採用していました。オペレーションの合理化を図りコストを圧縮、低価格での販売をしているようでした。

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店内の様子(Colesなど)

スーパマーケットの中で何枚か写真を撮りましたので紹介します。

野菜、フルーツ

野菜、フルーツなどは、量り売りが基本です。

売場から品物を吟味してほしい分量だけを購入することができます。つる付きのトマトは1kg=2.9ドル、日本では重さで買うということに慣れていないので、重さの感覚をつかむまではお値段の表示を見ても、高いのか安いのかわかりませんでした。

オレンジや洋ナシも量り売り。日本でしたら、1個いくらですよね。

野菜の種類によっては、1束いくら、といった販売方法をとるものもありますが、大半は量り売り、販売システムに慣れる必要があります。

精肉

肉類は日本と同様、トレイにパッケージされた状態で販売されています。

オーストラリアと言えば、牛肉。飼育方法の違い、産地の違いなど、細かく商品の内容が紹介されています。大きなステーキ肉が600円程度ですので、日本よりも安く感じます。

丸鶏は1羽1.4kgのビックサイズ。この大きさでしたら家族4人で充分楽しめます。

精肉売り場の棚を見ていると、カンガルー肉を見つけました。カンガルーも食用と聞いたことがありますが、実際に販売されてるのを見たのは初めて。色合いが濃いのと知りました。カンガルーと思うと、食べるのはちょっと躊躇してしまいます。

ハム類も量り売り。スライスしたものも好みの分量で買えるので、コンドミニアム滞在時にはとても便利でした。

デリカッセン

デリカッセンのあるスーパーマーケットも多く、好みのお総菜を好きな分量買うことができます。この写真は、IGAのROMEO’S FoodHallのデリカッセンで撮影したもの、オーストラリア産の食材を使ったサラダが相当数並んでいました。

コールズなどでは、丸鶏のローストなども販売されていました。とても美味しそうな香りがするので、ついつい引き寄せられてしまいます。

この他、サンドイッチ類が豊富に揃っているスーパーが多く、サラダバーやスープバーが併設されているところもあります。

製菓材料

オーストラリアでとても安くてお薦めなのは、小麦粉製品。パンやスイーツなどは安くて美味しいものが多いですが、製菓材料売場に必ずあるボトル入りの「パンケーキミックス」はお薦め品のひとつ。

プラスティックボトルの中にパンケーキミックスが入ったもの、ボトルの中に水を注いて振って溶かして、フライパンに注いて焼くだけという便利なもの。コールズのパンケーキミックスは350g入りのボトルで1.5ドル(120円)とお手頃価格。ボトル1本で大きめのパンケーキが5枚焼けます。

いろいろなフレーバーのものがあるので、試してみるのも面白いと思います。

お菓子、スナック

オーストラリアのスーパーマーケットにもお菓子などのスナック類がたくさん販売されています。

お土産にできるお菓子もいろいろ揃っているので、お土産もの選びに迷った時にはスーパーマーケットへ行くのが定番と思います。

■ Tim Tam

オーストラリアのお土産で最も有名なお菓子「Tim Tam」。チョコレートクリームをビスケットでサンドし、さらにチョコレートでコーティングしたもの。サクサク感にチョコレートが美味しいお菓子、日本では輸入食材品店「カルディ」でも販売されているので、ご存じの方も多いと思います。

この袋は、9個入りで2.75ドル(約220円)、「カルディ」では400円弱で販売されていることを考えるととてもお買い得。

チョコレートクリームをサンドした「Original」のほか、ホワイトチョコレートやブラックチョコレート、カラメルやハニー、ミントなどフレーバーが異なるものが販売されています。

さらに、2個購入すると5ドルというスペシャル価格を見つけました。1袋当たり200円と購入しやすい価格です。

上段にある「TimTam」は「bites」と呼ばれる個包装の商品。小さめの「TimTam」が2個ずつ個包装になっています。中身は11袋入って3.5ドル(280円)と普通の商品に比べると割高ですが、個包装になっているので、職場のお土産などで配るのにはこちらのほうが便利です。

「bites」はオリジナルのフレーバーが中心、また扱っていないスーパーがあるので、見つけた時に購入しておくのがお薦めです。

■ キャドバリーのDaily Milkチョコレート

キャドバリーの「Daily Milk」のチョコレートが個包装になっているもの、1袋の中に24個入って5ドル(400円)ととてもお買い得。右上の商品は、コアラとカエルのキャラクターの形をしたチョコレートです。

キャドバリーブランドなのでチョコレートは間違いなく美味しく、コアラのチョコレートは、配るときにひとしきりオーストラリアの話で盛り上がるなど、職場のお土産で人気がありました。

■ リンツの板チョコレート

もう少し高級感があるものをという方にお薦めなのは、リンツなどの板チョコレート。1枚3-4ドル(240-320円)ほど。日本では1枚600円弱ですので、半額で購入できます。

リンツなので、お味は問題なく、板チョコレートなので嵩張らずスーツケースに詰めやすいのも◎。

■ ジャーキー

お土産の定番品のひとつ、ジャーキーです。ジャーキーと言えば、「ビーフ」ですが、オーストラリアでは珍しいジャーキーがあります。

コールズで見かけたものは、カンガルー、エミュー、クロコダイルのジャーキー。エミュも食べちゃうんですね・・・ちょっと複雑な気持ちになりました。

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我が家へのお土産

職場には、先ほど紹介した「TimTam」の「bites」を買って帰りましたが、わが家用にはこれを買いました。

「ハニーコム」というチョコレートコーティングされたお菓子です。

封を開けただけで甘い香りがひろがるお菓子、個包装でないので、自宅向けです。

ビスケットの上にサクサクしたはちみつキャンディを乗せてチョコレートコーティングした甘いお菓子、はちみつ好きの方にお薦めです。とにかく甘いので、コーヒーや紅茶が必須のお菓子、はちみつ味が美味しいビスケットでした。

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滞在中に買ったもの

滞在中のおやつなどもスーパーマーケットで調達していました。

ウールワースブランドのヨーグルトです。オーストラリアの乳製品は総じて美味しくお薦め。

コーヒースタンドではミートパイをよく見かけますが、スーパーマーケットのお総菜コーナーでもミートパイが販売されています。保温器に入って販売されていることも多く、温かいものが購入できるのもよい点。スーパーマーケットのものと言ってもなかなかのレベル、美味しいものが多いです。

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オーストラリアの定番お土産は、コアラやカンガルーをモチーフにしたぬいぐるみ、キーフォルダなどですが、気を遣わなくてよい「消え物」が良いときは、お土産物屋さんよりもスーパーマーケットで選ぶのがお薦め。

お土産物屋さんでよく見かけるコアラのチョコレートもよいですが、スーパーマーケットには美味しいお菓子がいろいろ揃ってます。

お菓子類は日本人の口に合うものが多く、紹介したお菓子以外にも美味しいものがいろいろな種類のお菓子があります。お好みはいろいろですので、滞在中のお菓子で買ってみるのも一案。滞在中に美味しかったお菓子をお土産にするのがお薦めです。

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