Clipperカードは、サンフランシスコベイエリアの主要な公共交通機関で使用できるプリペイド式の交通カード、日本のsuicaと同じ機能のカードです。
前回のブログ記事で紹介したMuniでも利用できるほか、空港と市内を結ぶ電車(BART)やSamtransのバスでも利用できます。
今回のサンフランシスコ旅行では、空港から市内までSamtransのバスを利用しましたが、その際は以前のサンフランシスコ旅行時にチャージしていた残高があったので、現金などを用意する必要がなく、すぐに乗車できました。
Clipperカードの詳細は、公式HPで紹介されています↓
残高の確認方法
通常は自動販売機やカードへのチャージ時に残高の確認ができるのですが、Clipperにはアプリがあり、アプリを利用することで使用明細の確認ができます。
インストール後、スマートフォンでカードの読み取りをするだけ。スマートフォンの外側にあるタグ読み取りの近くにカードを当てると・・・
明細が表示されました。
今回の旅行では往復ともにSamtransのバスで、市内と空港の移動をしました。料金はわずか2.05ドルと格安。小銭を用意しなくてもバスに乗車できるのが大変便利した。
明細を追ってみると・・・2011年の発行以降の使用履歴がすべて表示されて驚きました。
2019年のサンフランシスコ旅行の際にチャージした残高がまだ残っており、今回のバス代は残高からの支払い。4年以上乗車していませんでしたが、残高消滅することなく利用できました。
まとめ
スマートフォンで残高照会ができるのは、suicaと同じ非接触ICの国際規格NFCを利用しているから。カードにチャージされている残高を予め確認できると安心できるもの。スマートフォンで気軽にできるようになり、非常に楽になりました。
アメリカのバスは、おつりがでないため、ぴったりの金額の小銭を用意しておく必要がありましたが、Clipperカードを利用すれば、小銭の心配をする必要がなくなりました。
また、交通機関によっては、割引運賃が適用されるメリットもあるのがうれしい点。MuniMobiletとともに、Clipperも利用していくつもり。Clipperには残高がまだ残っていますので、次回のサンフランシスコ旅行で活用したいと思っています。
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