外出先でのバッテリー切れの非常事態に遭遇、スマホ充電用のバッテリーを借りられるモバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」を使ってみました。
このサービスを知ったのは、「がっちりマンデー」、街のあちらこちらに置かれた便利な箱として紹介されていたもの。普段、出かける前までに充電をしている上、充電切れになることもある会社には充電ケーブルを置いているので、放映を見たは「有料でバッテリーを借りるってないよね」などと夫婦で話していたのですが、外出先から帰った直後、充電することができないまま、続けて外出になり、途中で充電切れに見舞われ・・・充電可能スポットを検索する中で「ChargeSPOT」のサイトを見つけ、近くの設置場所に行って借りることにしました。
モバイルバッテリーのレンタル機は、こちら。セブンイレブンやローソンなどコンビニエンスストアなど身近なスポットに置かれています。そういえば、この箱、見たことがありました。
設置場所
モバイルバッテリーのシェアリングサービスは複数の会社が手掛けているようですが、「ChargeSPOT」は、日本設置台数シェアNo.1とのこと。
サイトで調べてみると、全国の駅、空港、商業施設や飲食店、コンビニエンスストア、公共施設など至る所にスポットがあることを知りました。上記地図の中のブルーのマークが設置場所。都心では、ほぼ50-100mの範囲内で必ず見つけられます。
有名なところでは、
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートカフェ
タリーズ、カフェドクリエ小売店
メガネスーパー、コクミンドラッグ、スギ薬局
公共交通機関、公共施設
東京メトロ、ドコモショップ、郵便局、銀行、空港 など
利用方法
貸出
Paypayのサービスメニュー「生活」の中に、「ChargeSPOT」へのリンクがあります。簡単な登録を行えばアプリなしでもすぐに利用できます。
自分のいる場所から、モバイルバッテリーの置かれているスポットを検索。設置場所に行ったら、箱に表示されているQRコードを読みこむだけですぐ利用開始できます。
2021年8月中はPaypay利用開始のキャンペーン期間中で48時間以内1円のキャンペーン価格、1円ならとても気軽です。
モバイルバッテリーのサイズは、ほぼスマートフォンと同じくらいのサイズ、思ったよりも大きくなく。軽いので、充電中の持ち歩きも苦になりません。
モバイルバッテリー本体には、3種類(Type-C/iOS/Android)のケーブルが内蔵されているので、ケーブル不要ですぐに充電ができます。実際に使ってみると、30分程度で相当の充電ができる様子、帰宅してから、HPでバッテリーの仕様を確認してみると、
出力:5V = 2A
入力:5V = 1.5A
とのこと、スマーフォン1台を十分充電できる容量があり、高速充電に対応していました。
返却
返却はとても簡単。箱を置いている場所に行って、空いているスポットに差し込むだけ。
自動的に返却が認識され、貸出時間や利用料金が表示されます。3時間半ほど借りて、キャンペーン期間中のため1円お安く利用させてもらいました。
利用状況は「レンタル履歴」から確認できます。この画面を見れば、きちんと返却を受け付けられたかどうかも確認できます。
週末に2回借りてみましたが、コンビニエンスストアであれば探すのも簡単、すぐに借りられ、終わったら近くで返却がすぐにでき、ストレスなく利用できました。
利用料金体系
今回はキャンペーン中のため1円でしたが、通常料金は、最初の30分まで165円、48時間まで330円。そのあと1日330円で利用できます。レンタル開始後120時間(5日間)を超えた場合は、違約金などが発生して3,300円とのこと、返却忘れには注意が必要です。
また、この7月からは月額1,100円の定額で何度も利用できるサブスクリプションの実験も行われているとのこと。外出が多い方には価値あるサービスと思います。
料金の支払いは、クレジットカードの他、携帯会社決済サービス、Paypay、メルペイなどのコード決済も使えます。スマーフォンの充電なので、コード決済や携帯会社の決済サービスとの相性が良いのだと思います。
最後に
スマートフォンの充電切れという非常事態に利用できる便利なサービス、今回は外出中だったのでとても助かりました。コンビニにあるのであれば、探すのも簡単、24時間営業でいつでも利用できるというのは、大きなメリット、サービスが利用できるSPOTがいつの間にかここまで増えていて驚くばかりでした。
ここまで設置場所があり、バッテリーの本数も多いのであれば、災害時のバッテリーとしても活用できるのではないかと思ったのですが、当社のプレスリリースには、すでに災害時の活用を自治体と提携していると分かりました。
「こんなサービスを使うことはないだろう」と思っていたのは大きな間違い。今回のPaypayのキャンペーンで利用してみた方も多い思いますので、一度使ってみて便利さがわかれば、恐らく、潜在的なユーザーが相当数増えるだろうと思いました。
モバイルバッテリーのレンタルサービスの会社は複数ありますが、残っていくのは、どれだけSPOTを増やせるかがカギ。いつでもどこでも簡単に利用できるようになる日も近いのではと思います。何事も使ってみる(やってみる)のが大切ですね。
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