この週末、ユナイテッド航空から「トラベルクレジット」の有効期限について、2022年3月末まで延長することを決めたとの案内がありました。新型コロナウィルスの影響で旅行の取りやめをしてユナイテッド航空に「トラベルクレジット」を保有されている方には、朗報と思います。
わが家の予約の状況とユナイテッド航空の対応
我が家では、2020年ゴールデンウィークの旅行にユナイテッド航空の航空券を予約していましたが、海外渡航ができる状況になく、予約はキャンセル、航空券購入代金は別の旅行予約に利用できる「トラベルクレジット」として保有していますので、このニュースはとても有難く、旅行の選択肢が増えると思いました。
ユナイテッド航空の航空券の取り扱いの考え方は、以前のブログで紹介しています。
日系の航空会社はコロナの影響による旅行予定の見直しに対応、緊急事態宣言中の予約は、手数料なしでの日程変更や代金の払戻やに応じていましたが、ユナイテッド航空は、手数料なしでの日程変更は日系と同様でしたが、原則として払戻ではなく、他の航空券購入代金に充当できる「トラベルクレジット」として管理する形としていました。払戻ができるのは、予約済フライトがキャンセルされ、代替ルートの提供ができないない場合に限定され、コロナの感染拡大を懸念して旅行を取りやめるなどのいわゆる「自己都合」は払戻不可と、払戻ができる要件を非常に狭くする運用を続けています。
その後、ワクチンの開発、接種が始まっていますが、変異株の広がりなどで海外渡航の制約は引き続き行われており、ビジネス等ではない一般的な海外旅行ができる時期はまだまだ不透明な状況。ユナイテッド航空は、「トラベルクレジット」の有効期限について、2020年4月の段階では、予約日から12か月だったものを24か月に延長する措置を取っていましたが、さらに、今般、2022年3月末まで延長することを決めました。
トラベルクレジットの確認方法
トラベルクレジットの状況はユナイテッド航空のホームページから確認ができます。また、このクレジットを使っての航空券予約もホームページから可能です。
通常の航空券予約と同様、予約番号を入力すると、「トラベルクレジット」も表示されます。わが家が予約していた航空券の予約番号を入力して検索してみると、以下のように表示され、記録がされていることが確認できました。
ゴールデンウィークの航空券は、香港-サンフランシスコの往復航空券、支払った金額のほか、有効期限が2022年3月末と表示され、メールにあったとおり、期限が延長されていることも確認できました。
このクレジットを利用して予約する場合は、ページにあるボタンから進むと、航空券の検索画面に進みましたので、いつもと同じように検索して予約できることもわかりました。
期限延長は自動的に行われますので、手続きは不要、あとは海外渡航ができるようになる時期を待つだけです。
1Kサービスデスクに確認、最終的には払戻へ
ここまでホームページで確認した後、1Kサービスデスクに電話をして予約の状況を念のため確認してみました。昨年のこの時期は予約課に電話が殺到してつながりにくいことが続いていましたが、今は待ち時間なしでつながり、サービスデスクの方と話をしました。
予約記録を確認していただくと、わが家で予約していたフライトはキャンセル、さらに代替ルートの提案もできなかった時期にあたり、払戻可能になっていることがわかりました。サービスデスクの方から「払戻も承れますがいかがなさいますか」との提案をいただき、そのまま払戻手続きをしていただくことにしました。
手続きそのものは電話で受け付け可能、返金は支払いをしたクレジットカードに返金されるとのことで特段の対応はありませんでした。なお、払戻可能となっているトラベルクレジットはホームページから手続きすることも可能とのことでした。
「トラベルクレジット」を保有されている方が多いと思いますので、ご自身の予約を確認することお勧めします。
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